秋の星座の見つけ方!天馬ペガサスから魚や鯨やお姫様まで!?

皆さん夜空で星を眺めていますか?

秋の夜空は春、夏、冬と比べると
あまり明るい星が多くなくて、目立たない存在ではありますが、
実は個性的な星座もたくさんあるんですよ!

秋の星座の見つけ方は
まず「秋の四辺形」を探すところから始めて、
その秋の四辺形から色々な秋の星座を見つけていくことができるんです!

今回は秋の星座についてご紹介します!

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天高く馬肥ゆる秋!?


秋の星座を探すときは、
まずは秋の夜空のシンボル「秋の四辺形」を見つけましょう!

春、夏、冬の夜空には「大三角」という
星を3つ結んでできる三角のシンボルがありますが、
秋の夜空に限っては、4つの星を結んでできる四角形がシンボルとなっています。

この秋の四辺形は11月の夜7時~8時ぐらいだと、
ちょうど天頂(頭の真上)の位置で見つけることができます。

春、夏、冬の大三角と比べるとそこまで明るくはないのですが、
空の暗さに目が慣れてくれば、都会の空でも見つけることができます!

さて、この秋の四辺形を見つけることができると、
そこに見えている星座の体の部分を見つけたことになります。

その星座とは翼の生えた馬の星座、
ペガサス座と言いたいところですが、星座の名前は「ぺガスス座」。

秋を代表する星座で、
四辺形部分を別名「ぺガススの四辺形」とも呼ばれています。

「天高く馬肥ゆる秋」ということわざもありますが、
まさに、天頂部分で見えるぺガスス座は
この言葉にぴったりと言った感じです。

四辺形からいろいろな秋の星座を辿れる!


この秋の四辺形を見つけることができたら、
四辺形を使って、秋の星や星座を見つけることができます。

まず、秋の四辺形の西側の部分の辺を
そのまま南の方向に伸ばしていくと、
明るい星を見つけることができます。

秋の夜空は明るい星が少ないのですが、
そんな中でこの星は明るい唯一の1等星です。

名前を「フォーマルハウト」といって、
日本では「南の一つ星」なんて呼び方もあります。

今井美樹さんのPRIDEという曲の冒頭でも
歌詞に使われていますね!
実はこのフォーマルハウトのことだったんですよ!

秋の四辺形に戻って今度は東側の辺を
南の方向に伸ばしていきましょう。

すると、先ほどのフォーマルハウトより暗い星が見えるはずです。
周りに明るい星はないため見つけやすいと思います。

この星の名前は「デネブカイトス」
「クジラの尻尾」という意味があり、ここにはくじら座があります。

四辺形の左上の星、
実はぺガスス座の星ではなくお隣にある星座の星なんです。

その星座は、「アンドロメダ座」です。
ギリシャ神話に登場するアンドロメダ姫の星座で、
アンドロメダ銀河という渦巻銀河があることで有名です。

四辺形の東側の辺を今度は北の方に伸ばしていきましょう。
すると、Wの形をした星の並びの端っこの星が見つかります。

ここには、アンドロメダ姫のお母さんの星座、
カシオペア王妃の「カシオペア座」があります。

小学校の教科書にも登場する星座なので、
星座に詳しくない人でも名前は聞いたことがある人も多いことでしょう。

カシオペア座の星の並びを利用して、
北の空の目印、「北極星」を見つけることができます。

このように秋の四辺形を見つけることができると、
秋の星、星座をたくさん見つけることができます!

まとめ

春、夏、冬の夜空に比べると、
明るい星が少ないためどうしても地味に感じる秋の夜空。

でも、実際はこれまで紹介したように
とてもバラエティに富んだ星座がたくさんあるんです。

明るい星は少ないですが、
秋は空気が澄んで星が見えやすくなる時期でもあります。
お月見があるのも特徴です。

情報過多で慌ただしい世の中ではありますが、
ふと一呼吸置いて、夜空を眺めるのも良いかもしれませんよ!

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