大雨警戒レベルの名称 変更

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大雨警戒レベルの名称がまた変わる

大雨の時に市町村が発信する情報に「大雨警戒レベル1~5」
があります。

その中で3~5の名称が変更になる予定です。

大雨警戒レベル5は、災害発生情報→「緊急安全確保」に。

レベル4は、避難勧告と避難指示の2通りに分けられて
いましたが、違いが分かりにくいので「避難指示」に一本化。

レベル3は、避難準備・高齢者等避難開始→「高齢者等避難」
になります。

来年の梅雨シーズンに間に合うよう準備を進めています。

誰にでもわかりやすい呼び名が重要


・レベル3「避難準備・高齢者避難開始」→「高齢者等避難」

この意味は、危険な場所から高齢者などが避難をしてくださいと
要請することですね。

変更前の「避難準備」は誰が?高齢者だけ準備する?
「高齢者等避難開始」の開始とは準備を始めること?

この表示では分かりづらいという意見があったようです。

・レベル4「避難指示」「避難勧告」→「避難指示」

変更前は、指示と勧告に分かれていましたが、どちらが
危険なのか分かりますか?

「勧告」と聞くと、怖いイメージがありますが、実際は
「指示」の方が、緊急性が高いのです。

変更後は、「勧告」レベルになると「指示」を発動することに
なります。

レベル5「災害発生情報」→「緊急安全確保」

そもそも、災害発生情報とは何だったのでしょうか。
普通に考えれば、情報が出るのを待つことと思うでしょうね。

実際は今すぐ避難しなければならない状況なのに、情報を
確認してから行動をとろうと、待って被災したことがあった
ようです。

緊急安全確保に変わり、さらに「命の危険、直ちに安全確保」
という呼びかけが同時になされます。

こうなれば、“すぐ逃げなきゃ”と考えますよね。

レベル1は「早期注意情報」、レベル2「大雨注意報など」と
変更はありません。

2021年は雨・台風が多い


先日、日本海側で大雪の被害が出ましたよね。
関越道などで1000台以上の車が立ち往生となりました。

ここ2年、あまり雪が降りませんでしたが、今年は大雪の年に
なるかもしれません。

反対に、今年は台風がほとんど上陸しませんでしたね。
九州に“過去最大級”の台風が接近しましたが、幸いにも大きな
被害となりませんでした。

でも、最近では大きな災害が出ない方が珍しいくらいですね。
大阪・千葉・熊本などで次々と深刻な被害となりました。

来年はどうなるのかな?

昭和の時代だと大きな災害は十年に一度ぐらいだった記憶ですが
最近は毎年のように“過去最大級の“天災に見舞われている
気がします。

これはもう、いつ・どこで・何が起こるのか、予想するのが
不可能ですね。

災害回避は「個人の意識差」が問題


自然の影響を受けて生活している以上、天災は間違いなく
人間社会を脅かします。

その災害が身の回りで発生した時、どのように対応するかで
人的被害を防ぐことにつながります。

被害を最小限に抑えるためにどうすればいいのでしょうか?

・備え
事前に「災害セット」を買っておきましょう。
万が一避難することになった場合の”便利グッズ“がそろって
います。

・情報
なんといっても“今どのような状況にあるのか”を迅速で
正確な情報を得ることが大事ですね。
今の天気予報は、自分のいる場所をピンポイントで表示
してくれます。

・行動
「避難は早めに」とよく言われますが、避難が遅れて
命を落とすより、早めに行動して「取り越し苦労」に
終わる方がよっぽどいいですよね。

・連携
ご近所さんや家族と日頃から連絡を密にしておいて下さい。
ある調査では、災害などで緊急事態になると、人間は
情報を良い方に解釈する傾向にあるようです。
緊急時は親しい方と相談することにより、冷静な判断が
できるのではないでしょうか。

この法案は、年明けの通常国会での可決を目指します。

次の災害が発生する前により良い改正が実現すればいいですね。

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