2021年日本 レアメタル採掘計画

スポンサーリンク




レアメタル採掘の具体案が発表される

日本最東端にある南鳥島付近の海底に埋蔵されるレアメタルを
採掘し商業化に進める方針が発表されました。

JOGMEC(石油天然ガス・金属鉱物資源機構)によると
この海域には、コバルトリッチクラストと呼ばれる鉱物塊が
たくさん埋蔵されているようです。

中でも、コバルトとニッケルの採掘が期待され、成功すれば
日本で使用される数十年分の資源が確保できると言われています。

昨年の7月には、水深約900メートル付近で世界初の試験採掘が
成功しており、期待が高まっています。

レアメタルってどんな金属?


レアメタルという金属はありません。

私も最近知ったのですが、レア=希少な+メタル=金属という
和製英語なのです。

要するに、希少な金属の総称なのですね。

レアメタルには今後、日本の工業製品に欠かせない金属(ニッケル・
タングステン・白金・パラジウム・コバルト)などが含まれます。

レアメタルは最近の調査で、日本の排他的経済水域(EEZ)内に
多く存在することが発見されましたね。

特に沖縄トラフや伊豆・小笠原諸島周辺の埋蔵量が大変多い
ようです。

この付近は、水深1000メートル前後もあり、採掘コストが
膨大になるとされていましたが、それ以上の価値があるのですね。

採掘方法は、世界初の深海採掘ロボットによって鉱石を掘り出し
パイプで船まで吸い上げるようです。

鉱物資源に乏しい日本にとって、絶対成功したいミッション


日本は資源に乏しい国です。
レアメタルは34種類ありますが、ほぼすべて外国からの輸入に
頼っています。

また、輸入先も限られた国からとなっているのです。
レアアース=中国63%・アメリカ12%
タングステン=中国82%
コバルト=コンゴ71%
など、輸入先が極端に偏っています。

そのような状況であるにもかかわらず、産出国は「資源
ナショナリズム」と呼ばれる輸出を規制するような動きが
あるようです。

そのため、日本は鉱物資源不足や輸入価格の高騰に悩まされ
続けています。

さらに、輸入相手国が政情不安や対立などの要因で、今後
安定した供給がなされるのかという問題が考えられます。

これらの理由により、日本近海の海洋資源に増々期待が
高まるのでしょうね。

近未来産業にとって、レアメタルは絶対的必需品


レアメタルは、その名の通り希少な金属です。
それになのに、たくさんの工業製品にはなくてはならない原料と
なっています。

リチウム…リチウム電池
チタン…航空機などの軽量化鋼材
タングステン…特殊鋼材
ホウ素…耐熱ガラス
ニッケル…ステンレス鋼

さらには、半導体・自動車・携帯電話など幅広い産業で必要と
されているのです。

南鳥島付近の海底鉱物では、特にコバルトやニッケルの
採掘が期待されています。

これらは、今後爆発的な需要が見込まれる「電気自動車」に
搭載される「リチウムイオン電池」の原料となるからです。

政府は2050年までに脱ガソリンを宣言して、電気自動車に
移行すると宣言しました。

「リチウムイオン電池」は、いくらあっても足りないぐらいの
需要があるでしょう。
いくらお金をかけても自国産出したいのですね。

特にコバルトは、ほとんどコンゴ民主共和国からの輸入です。

コンゴは現在、政府と武装勢力との間で対立が続いています。
いつ供給が途絶えることになってもおかしくはありません。

また、中国が日本近海の海底資源に目を付けているのは
明らかです。

昨年中国は、沖ノ鳥島周辺のEEZで、無許可で海洋調査を
行いました。
また、沖縄沖でも同様な調査を行っています。

どこの国でも“喉から手が出るぐらい”ほしいのがレアメタル
なのです。

日本政府が他国に海底資源発掘で後手を踏まないように
注意していただきたいですね。

数年後に「海底に眠るレアメタル採掘成功」という報道を
目にする日が来ることを祈ります。

スポンサーリンク







シェアする

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

フォローする