豚670頭が消えた!泥棒?

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北関東を中心に牛や豚が大量に消える

豚670頭が消えるって…
UFOに連れていかれたのか?

そんなわけはない!!

これは窃盗事件です!

栃木県足利市では、6月中旬に複数の農家から子牛11頭が
盗まれました。

その後も数頭の子牛が盗まれ、そのうちの1件が防犯カメラに
映し出されていましたよね。

テレビで報道された防犯カメラの映像には、3人組が子牛の
足をもって車に運び込む姿が映っていました。

一方、群馬県伊勢崎市・太田市・館林市では、「ユニット」と
呼ばれる生育用の豚舎から、子豚が計670頭も盗まれて
しまいました。

これはもう単なる「家畜泥棒」のレベルではないですよね。
組織的な犯罪集団の仕業ではないでしょうか。

いったい誰が?どうやって?

運び出す方法ですが、子牛のときは頭数が少ないこともあり
3人ぐらいで簡単にトラックに運び込みました。
これは、防犯カメラが映し出していましたね。

しかし子豚の場合は、一度に100頭近くが短時間の間に
盗まれました。

子豚といっても体重が20~30キロあるでしょう。
豚を捕まえたことがある方は分かると思いますが、子豚でも
素早く逃げ回り「ブヒー、ブヒー」と泣き叫びます。

とにかく暴れるので、簡単には捕まえられませんよ。

組織的なプロ窃盗集団の仕業としか考えられません。

数台のトラックを用意して、多くの人間が1頭ずつ運んだか
または、豚の扱いに慣れた者がトラックに追い込んだのか…。

手口はナゾですが、扱いに慣れているのは確かですね。

盗んだ家畜はいったいどこへ行った?

670頭の子豚はどこに行った?

「三匹の子豚」ならオオカミに食べられたかもしれませんが
「670匹の子豚」だと逆にオオカミが食べられちゃいそう。

トラックで運んだとしても、すれ違う誰かに気付かれなかったの
でしょうか?

飼育されている家畜には、必ず個体番号が付けられています。
豚には耳に、どこの農場かがわかる印が付いているのです。

そのため、盗んだ子豚を通常の流通に出そうとすると、すぐ
バレバレになります。

ということは、闇取引されているか自分たちで解体してしまって
いるかですね。

いずれにしてもどこかへ流れているのは間違いないでしょう。

誰がかかわっているのかな?

同業者説、元畜産業従事者説、国内裏社会説、外国人説と
様々憶測されていますが、誰なのでしょうね。

同業者ならすぐバレてしまうような気がしますが、逆に
自社工場で加工してしまえば、証拠が跡形もなくなりますよね。

外国人窃盗団なら、闇組織が窃盗・加工・輸出までルートが
出来上がっているでしょうから、足がつかないのでしょう。

最近中国などで「豚コレラ」の発生が報告されていました。

豚肉を大量消費する中国や東南アジアでは、豚の需要が
多いことでしょう。

日本人でも外国人でも、中国などに送れば儲かることは
明らかなので、誰が犯人でもおかしくないでしょうね。

これが組織的犯罪説を唱える所以です。

以前には果実の盗難が…。盗難対策の遅れ

数年前には、同じ農家でも果物の窃盗事件が多かったですね。

最近はそんなに果物は話題になっていないようなので
家畜に代わったのかな?

何度も被害に遭えば、対策を強化するでしょう。
果物農家が防犯対策を強化したので、家畜に狙いを
変えたのかもしれませんね。

個人でも会社であっても、自分たちだけで防犯体制を
完璧にするのは、金銭面や人員面で難しいでしょう。

行政・農協・自治会などが協力して、しっかりとした
防犯体制を築いてほしいですね。

もっとも、被害に遭った地域はすでに対策を始めていると
思います。

まだ被害が出ていない地域・業種は、今から対策を協議して
「抑止力」を強化していただきたいと願います。

昔のような「安全な日本」ではなくなっているということを
頭に置いておかなければなりませんね。

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