いまさら聞けないドラクエⅡ「LoveSong探して」(ラブソング探して)

ドラクエ2悪霊の神々
ドラクエを買った人の大半が買ったであろう名作。
今ではGB(ギガバイト)が当たり前ですが、その当時はKB(キロバイト)のゲームが主流でした。

その中でドラクエ2はROM容量は前作の倍の1メガビット(約128キロバイト)となり、既存システムの整理やパーティー制などの新システムが追加されました。フィールドマップの広さは、前作(100×100)の6倍以上(256×256)が売りでした。

ストーリーとしては『ドラゴンクエスト』の100年後を舞台としており、邪教の教祖大神官ハーゴンによる侵略から自国を救出するためにローレシア城の王子、サマルトリア城の王子、ムーンブルク城の王女がハーゴンを討伐する事が最終目的です。

ドラクエ2の主人公たち3人は勇者ロトの血を引く前作の主人公の子孫たちであり、主人公・ローレシアの王子は、まず仲間のサマルトリアの王子とムーンブルクの王女を見つけ、そして3人で力をあわせて悪の大神官ハーゴンに立ち向かう

ハーゴンといえば、ドラクエビルダーズ2でも名前が出てきますね。

ふっかつのじゅもん(パスワード)
前作同様、本作にはセーブ用のメモリが搭載されていないため、ゲームの中断と再開には「ふっかつのじゅもん」(復活の呪文)とよばれるパスワードを利用する。本作では最大52文字と前作の20文字より長いが、パーティーの人数や所持品の数などによってパスワードの長さが異なる可変長方式となっている。無茶苦茶間違えて泣きそうになりました。

パスワード入力画面で流れる楽曲は「Love Song 探して」。

前作ではパスワードは「ラダトームの城」1か所でしか聞けなかったが、マップの広くなった本作では複数の場所でパスワードを聞くことができ、ゲームを再開するときの出発地点はそのパスワードを聞いた場所となる。前作で城に帰る呪文・道具だった「ルーラ」「キメラのつばさ」は今作では最後にパスワードを聞いた場所に移動する。

前作と同じくパスワードには現在のHPやMPの値が記録されないため、パスワードを入力してゲームを再開した時点でHP・MPは必ず最大値となる。死亡状態でも復活した状態で再開するが、この場合は復活に必要なゴールドが差し引かれた状態のパスワードが発行される(不足の場合はゴールドが0となる)。

本作発売後には、語呂合わせによっていきなり高レベルからスタートできるなど、さまざまなパスワードが雑誌などに掲載された。もっとも有名な語呂合わせパスワードである「ゆうていみやおうきむこうほりいゆうじとりやまあきらぺぺぺ…(以降最後まで「ぺ」)」元々裏技として仕込まれたものではなく偶然ユーザーによって発見されたものだと堀井雄二が語っている。

なお、本作のふっかつのじゅもんは、「ドラゴンクエストXI 過ぎ去りし時を求めて」でも使用可能となっており、ゲームをある程度有利な状態から始めることができるようになっている。

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