ユーチューバは儲かるのか?

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子供が憧れるユーチューバーに偏見を持っていますか?

あるアンケートによると、男子小学生の将来なりたい職業
1位はユーチューバーらしいです。

世の中変わりましたね。
あなたのお子さんが、将来就職せずユーチューバーに
なりたいと言ったらどうしますか?

十数年前だと、世間のユーチューバーに対するイメージは
ネガティブなものが大半でしたよね。
「汗水流して働け」的な(笑)

しかし最近では、親子で「動画制作教室」のような講座を
受講する人が増えてきました。

「ピコ太郎」「ヒカキン」のような人気ユーチューバーが
テレビに出演し、稼いでいる話を聞く機会が増えるにつれ
認知度が高まったようです。

ユーチューバーになると、誰でも稼げるわけではないのです。

“ユーチューバーとはどういうものか”をテーマに、皆さんと
一緒に考えてみましょう。

ユーチューバーになるための条件

一般的にユーチューバーと定義されるのは、YouTubeに
動画をアップし、その動画に対して広告報酬が受け取れる
ようになった人ですね。

広告が付くまでには長い道のりが待っています。

収益を得るには「YouTubeパートナープログラム」に参加
しなければなりません。

参加条件は
1.自分のチャンネル登録者数が1000人以上。
2.公開した動画の総再生時間が直近の12か月で4000時間
以上。

これがクリアしなければならない最低条件です。

チャンネル登録者1000人は結構“つらい”ですよ。
「いいね」は押しても、「登録」はなかなか押さないのでは
ないですか?

この条件をクリアすると、いよいよ審査が行われます。

動画の中に「差別表現」「著作権侵害」「公序良俗に反する」
「誹謗中傷」などが見受けられると審査が通りません。

“そんなものはわかっている“と思うかもしれませんが
意外なことがNGになっているのですよ。

例えば、女性に「太っている」という発言はアウト。
根拠のない健康話の紹介もアウト。
宗教やイデオロギー批判もアウトですよ。

めでたく「YouTubeパートナープログラム」参加できても
ここから勝負が始まるのです。

ユーチューバーへの報酬と評価の仕組み

1000人の登録者が達成できました。最初の動画が10万回
再生。
バズりました!
さて、いくらの収入?

1000円~3000円です。(内容によって差があります)

これが現実です。

人気ユーチューバーになれば単価が上がっていきますが
最初は1再生当たり0.01ぐらいからだそうです。

それでも頑張ってセンスの良い動画を作っていけば、いずれ
報われる時が来るかもしれませんね。

良いものを作れば、必ずお金が付いてきます。

固定のファンを獲得できれば、広告収入以外に稼ぐ方法が
あるのです。

Super Chat(スパチャ)ってご存じですか?
ライブ動画で視聴者に「投げ銭」をしてもらうことです。

登録者が1万人を超えると、自分のグッズ商品を販売できます。

さらに、3万人を超えると「チャンネルメンバーシップ」
として、登録者から“月額料金“を受け取って安定した収入を
得ることができます。

ここまで来れれば、どんどん稼げるのです。

バズりたいがための落とし穴に注意

ある程度の人気が出て、フォロワーが増えると収入も徐々に
増えてきます。

同時に、視聴者から“もっと面白いものを”との期待が多く
寄せられるようになります。

ここで第二の壁にぶち当たります。

要するに“ネタ切れ”ですね。

動画のシリーズ化や、ネタが尽きない専門分野を開拓していれば
乗り越えることもできます。

しかし、単純に「面白動画」を作っているだけでは、すぐに
ネタ切れになってしまうでしょう。

さてどうするか?

“禁断の手“を使うユーチューバーが増えるのです。

「やらせ動画」「迷惑動画」「著作権侵害」などの禁止行為に
手を出すユーチューバーがいますね。

特に「迷惑動画」は、エスカレートすると“犯罪”になることも。
先日も逮捕者が出ましたよね。

YouTubeでは、違反行為が無いか常に「AI」を使って監視
しています。

軽い違反が見つかると、広告料が支払われません。
さらにひどい場合は、アカウントを削除されるのです。

ユーチューバーは、単に“金儲け”だけを目指すのであれば
行き詰まることになりかねません。

自分の趣味を動画にすることや、視聴者との“絆”を深める
ことが、永く続ける“コツ”なのかもしれませんね。

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