【雑学】自民党総裁選は臨時の両院議員総会で決まる

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自民党総裁選は臨時の両院議員総会で決まる。

通常の党員大会で決めるか
臨時の両院議員総会で決めるか

投票方法に注目が集まっていましたが、両院議員総会での
選出方法で決定しました。

どう違うのか?

党員総会で決める場合は、両院議員一人1票(394票)と
全国の党員票(394票)を合わせた788票で争います。

党員票とは、18歳以上で会費を2年間払い続けている党員に
選挙権が与えられます。

地方に分配された票は、党員の投票によりドント方式
(得票数によって候補者に分配)で決められ、各候補の票数が
党本部で集計されます。

一方、両院議員総会で決定する場合は両院議員票(394票)と
各都道府県連の3票ずつ(141票)割り当てられ、合計
535票で争います。

今回は、臨時の両院議員総会での投票ですので、不測の事態が
無い限り

「菅官房長官が新総理誕生」と言い切っちゃいます。

立候補者の動向

先ほど「菅新総理誕生」と申しましたが、まだ誰も立候補
していないのですよね(笑)

立候補をうわさされている方の動向ですが

菅官房長官は2日に立候補を表明するでしょう。

岸田政調会長も今更不出馬はかっこつかないですね。
たとえ落選しても、菅氏を擁立した人たちには「岸田さん
申し訳ない」という思いがあるので、重職を続けるでしょう。

河野防衛大臣は、菅官房長官の出馬により取りやめるでしょう。
菅氏と河野氏は師弟関係のように大変仲が良いと聞きます。
河野氏は、次の総裁選を狙うために、菅氏の元で重職に就く
ことが得策かもしれません。

そのあたりを見越して、小泉環境大臣が前回の石破氏支援から
河野氏に乗り換えたと考えるのは、あまのじゃくでしょうか(笑)

問題は石破茂氏でしょう。

自民党議員内では全く人気がないのです。理由は、一度党を
離れたこと、内閣に対して常に批判的な言動・行動をとって
いたことなのです。

今回の総裁選は、すべて「石破おろし」で固められたのかも
しれませんね。

このような総スカン状態の中でも、出馬することによって
支持者が増えるのではないでしょうか。

負けても「自民党にいじめられた」として同情されるので
次回につながると思います。

将来的には、離党して新党を結成しても面白いのでは?

「総理にしたい人」アンケートの違和感

共同通信社は、次期総理にふさわしい人アンケートを実施し、
石破氏が34%でトップと報道。

同様にTwitterのアンケートでは、河野氏が60%で圧倒的な
トップになっています。

自民党内の選挙に対して、国民にアンケートする意味あるの?

確かに国民の気持ちを確認するにはアンケートをする意味が
ありますね。

しかし、次期総理にしたい人のアンケートなら、全国会議員の
中から選ぶようにすればいいのではないでしょうか。

最終的に総選挙で「誰がふさわしいか」を選べばいいこと
だと思います。

今後の展開は?

自民党総裁選が9月14日ごろに実施されます。

16日には国民新党と立憲民主党などの「合流新党」が
結党大会を予定しています。

そのため17日に臨時国会が召集され、首相指名投票が
行われるでしょう。
ここで、新総理大臣が誕生します。

総理が決まれば次は組閣です。
新内閣はどのような顔ぶれになるのか?

大臣を誰にするのかが大きなポイントになりそうです。

というのも、解散総選挙に踏み切る可能性が高いからです。

首相指名の後すぐに解散すれば10月に総選挙。
10月の通常国会開催時に冒頭解散すれば11月に総選挙と
なるかもしれませんね。

今回の自民党総裁選のやり方に対し、不満を持つ国民が
おられるでしょう。
マスコミのネガティブキャンペーン報道もあると思われます。

もし解散総選挙を考えているのなら、国民が支持できる
内閣を作って、なおかつ、2か月間という短い期間に
実績を示さなければなりません。

失敗すれば大きく議席を減らすこととなり、自民党の
求心力が落ちてしまいますね。

解散をしなくても、1年後には総選挙が確実にあります。

国民を甘く見ると、痛い目に合うかもしれませんよ。

当分は混乱が続きそうですが、日本はコロナ問題・外交問題・
経済問題など危機的な状況です。

誰が先頭に立ったとしても、一丸となって日本を守って
いただきたいですね。

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