パリオリンピックは文化遺産が競技会場

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パリオリンピックは文化遺産が会場に

ベルサイユ宮殿で馬術競技。

東京オリンピックの閉会式見ましたか?
パリオリンピックの紹介PVで、ベルサイユ宮殿で馬術を
行っているシーンが流れました。

これを見た視聴者から「めちゃくちゃカッコいい」と話題に
なったのです。

パリオリンピックでは、パリの代表的な文化遺産=観光地が
競技会場になるのですよ。

セーヌ河畔で開会式を行うという噂があります。
さらに、予定される文化遺産級の競技場は、ベルサイユ宮殿
エッフェル塔、コンコルド広場、アンヴァリッド、グランパレ
などです。

すごいですね。
歴史的建造物で競技を行うのです。
お得感いっぱいですよね。

では、詳細をお伝えしましょう。

歴史的建造物とオリンピックの融合がすごい!

・開会式はセーヌ河畔?

まだ構想段階のようですが、“セーヌ川を船で入場行進”
があるかもしれませんよ。
開会式=陸上競技場という概念をぶっ飛ばしてほしいですね。

・ベルサイユ宮殿で近代五種、馬術

以前から馬術競技場になっていました。
中世の優雅な“貴族の競技”という感じがしていいですよね。

・エッフェル塔でビーチバレー

エッフェル塔に隣接する「シャン・ド・マルス公園」に
砂を運び、ビーチバレーの会場が出来る予定です。
ビーチバレー=浜辺とは限らないのです。
東京オリンピックは海岸で行われましたが、砂は外国から
取り寄せて造ったのですよ。

・コンコルド広場で3人制バスケットボール、ブレイクダンス
スケートボード、自転車BMX

3×3バスケやスケートボードは、チョットした広場で始まった
ものなので、原点に戻った感じがします。
ブレイクダンスは、パリオリンピックからの新競技です。

・オテル・デ・ザンヴァリッド(通称アンヴァリッド)で
アーチェリー

これも“中世の騎士”と感じるのではないでしょうか。

・グランパレでテコンドーとフェンシング

何百年も前に建造された歴史的建造物を背景に行われる競技。
現地で観戦したくなりますよね。

競技会場は観光の名所

現地で観戦される方は、競技場の見学も是非行ってください。

・セーヌ川
是非とも体験していただきたいのがクルーズ船です。
乗車のみのほか、食事付きもありますよ。
両岸には中世の建造物が立ち並び、37本の橋が見られます。
有名な橋は、映画の撮影場所にもなっていますね。

・ベルサイユ宮殿
ルイ14世が建てたバロック様式の宮殿で、中世の豪華な
雰囲気を堪能できるでしょう。

・エッフェル塔
パリと言えば凱旋門かエッフェル塔ですよね。
競技会場に予定されているマルス公園は、芝生がきれいな
ピクニックスポットです。
塔には登ることが出来て、昼はパリ市内を一望、夜はライトアップ
を楽しめます。
オリンピック期間は混雑するので、予約をおススメします。

・アンヴァリッド
現在は軍事博物館となっています。
ドーム教会内には、ナポレオンの墓があるのですよ。
剣・銃・大砲などの武器が年代別に展示されています。

・グランパレ
1900年パリ万博の会場として建造されました。
大河ドラマで渋沢栄一がこの万博を見物していましたね。

パリには世界遺産がたくさんあります。
オリンピックと観光の両方を楽しめますよ。

パリオリンピックのコンセプトから競技会場が決まった

パリオリンピックのテーマは「オープン」です。
市民参加型のオリンピックなのです。

例えば、セーヌ河畔での開会式やコンコルド広場での競技など
市民や観光客になじみの深い場所で行われます。

市民が運営にも気軽に参加しやすいですね。

オリンピックのコンセプトには、「環境にやさしい」ことも
重要視されています。

競技場の95%が既存の施設を使用すると決められました。
そこで考え出されたのが文化遺産の使用です。

パリの街自体が文化遺産のようなものです。
いっぱいありますよね。

また、建造物は大きく敷地も広大なので、競技会場として十分に
機能するのです。

とは言っても、世界遺産に登録されている建物を使用するのです。
日本では考えられないですよね。
一歩間違えば世界遺産を壊しかねないですものね。

このようなリスクがあっても、オリンピックの会場にするという
企画を考えた人はオシャレですよね。

想像してみてください!
ビーチバレーの背景にはエッフェル塔が映るのです。
ベルサイユ宮殿を背景に馬術が行われるのです。

絶対見たくなりますよね。

フランス政府と国民は、オリンピックと観光客の両方から
経済的な恩恵も見込めるでしょう。

一つだけ気になるのは治安です。
テロ活動や移民問題で物騒な事件が起きていますね。

無事に成功することを祈りたいです。
そして出来ることなら、パリに行きたい!

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