岸田文雄 自民党新総裁のプロフィール
1957年生まれ
早稲田大学法学部卒業
日本長期信用銀行で一般企業の職務経験あり
1993年 衆議院議員初当選
2007年 内閣府特命担当大臣
2008年 消費者行政推進担当大臣
宇宙開発担当大臣
2011年 国会対策委員長
2012年 外務大臣
2017年 防衛大臣
政調会長
いろいろやっていますね。
東京生まれではあるが、本籍地のある実家の広島選挙区（1区）
から出馬しています。
家族は、裕子夫人と3人の子息です。
SNSはInstagram・YouTube・Twitter・Facebookなど
全て開設し、国民とのコミュニケーションをとっています。
特に「岸田BOX」から直接質問できますよ。
詳しくは、岸田文雄公式ホームページをご覧ください。
https://kishida.gr.jp
政治理念・公約は？
まず政治家の姿勢として「聞く力」を大切にしています。
「聞くことは信頼の原点、誰よりも優れていると自負している」
と述べていますね。
公約は
「健康危機管理庁（仮）」を設置する。
・大規模宿泊施設の借り上げ
・国公立病院をコロナ病院に
「新しい日本型資本主義」
・最低賃金の大幅UP
・都市のデジタル化を推進
・研究開発・人材育成に大幅な投資
「外交・安保には毅然とした姿勢」
・中国人権問題などを担当する首席補佐官の新設
・敵基地攻撃能力より、防衛システムの強化
ざっと公約を紹介しました。
特に“エ～”と思うような政策はありませんが、公約をどこまで
実現させられるかな。
岸田さんの趣味や日課
休みの日は「妻と過ごす」的な発言を何度も聞きますね。
夫婦仲が良いのでしょうか？
お酒は好きで、ワインセラーを議員宿舎に置いてあるようです。
野球は広島カープファンです。（当然ですよね）
意外なのは、マンガ好きだそうです。
「課長島耕作」「鬼滅の刃」は全巻読んでいます。
「鬼滅の刃」の好きなキャラクターは？という質問に対し
「猗窩座（あかざ）＝鬼」というマニアックな答えでした。
総裁選勝利の要因と今後
9月29日総裁選の投開票が行われました。
最初に党員票の開票結果が発表されます。
岸田氏110票、河野氏169票、高市氏74票、野田氏29票
これは開票直前に伝わっていた予想通りです。
次に国会議員票です。
岸田氏146票、河野氏86票、高市氏114票、野田氏34票
この数字が発表された時、議場内で“オオーッ”という声が
上がりました。
予想外だったのですね。
河野氏の100票以下は考えられなかったのでしょう。
このため1回目の投票でなんと、岸田氏が1位になったのです。
この後決選投票が行われ、当然のごとく岸田氏が勝利しました。
なぜこうなったのか。
総裁選がスタートした12日前では、河野氏の国民的人気から
勝利が有力でした。
その後、4候補がテレビで政策論争を展開します。
すると、視聴者の声がだんだん変化していくのです。
「岸田さん、1年前より力強くていいな」
「河野さん、だんだんと信念を変えてきたぞ」
「河野さん、なんで質問に答えないのだ」
「高市さん、明確な答弁で気持ちがいいな」
という意見がネット上にあふれてきました。
これと共にマスコミの党員票獲得予想も河野氏が減り
岸田氏が増えるようになりました。
河野氏は、党員投票で200票取れば、決選投票になっても
勝てるという読みがあったでしょう。
しかし実際は169票で、これが国会議員に伝わると
一転して岸田氏支持にまわった方が20名ほどいたようです。
「選挙は最後の最後までわからない」と、よく言われますが
まさにそうなったのですね。
次の国会で岸田氏が第100代内閣総理大臣に選ばれるのは
間違いありません。
一番気になるのは内閣人事ではないですか？
岸田氏は「総裁選を戦ったメンバー、若手でも優秀な人材を
積極的に登用する」と述べました。
その通りだと思います。
なりたい人より、なってもらいたい人を選んでいただきたい
ですね。
若手でも優秀な方はたくさんいると思いますよ。
総裁選が終わって、息つく暇もなく衆議院議員選挙があります。
ここで国民の判断を仰ぐわけですが、与党・野党が悪口の
言い合いになって、政策論争がまともにできないような
状況は困ります。
今の日本は、余裕なんかありません。
待ったなしです！
みんなが納得のいく予算を立てて、困っている人の救済を
急いでほしいですね。