2021年からプロ野球は9回まで、延長なしになったワケ

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今年のプロ野球は延長がありません


プロ野球も時短営業?

2021年プロ野球の試合が9回で打ち切りとなり延長戦は
行われないことが決定しました。

新型コロナウィルス対策として時短営業の要請に対応するため
です。

9回までの試合となることで、終了時間が早くなります。
一部の試合では、開始時間も早まるようです。

昨年は延長10回まで行っていましたが、今年は延長しないで
引き分けになるのですね。

この影響で各球団の戦略が変わるかもしれないと、専門家が
指摘しています。

開幕は、セ・パ両方とも3月26日(金)です。
もうすぐ始まりますよ。

2021年プロ野球の年間スケジュール


開幕は3月26日ですね。

セ・パ交流戦が5月25日から6月13日までで、各チーム
3連戦×6チーム=18試合です。
ということは、3チームとはホームグラウンドで残り3チームとは
アウェイで戦います。

オールスターゲームは7月16日(西武・メットライフドーム)
17日(楽天・楽天生命パーク)です。

今年はクライマックスシリーズがセ・パ共に開催され
10月30日からファーストステージ
11月3日からファイナルステージ
11月13日から日本シリーズとなります。

今年の日程で最も注目されるのが7月19日から8月12日までの
中断期間があることです。

これは、オリンピックが開催されるためですね。

特殊な日程で有利・不利な球団は?


今年のペナントレースは、次の要因が優勝を左右することに
なると思います。

1.外国人選手の合流遅れ
2.1か月の中断期間
3.クライマックスシリーズの復活
4.延長なし

要因1では、外国人選手がコロナによる入国制限のため来日が
遅れています。
開幕後1か月ぐらいは戦力として見込めないでしょう。

チームの主力を外国人に頼っている球団はキビシイですね。

セ・リーグではDeNAベイスターズが深刻です。
打撃の中心であるソトやオースティン、ピッチャーのエスコバー
が出遅れるのは大問題です。

パ・リーグでは西武ライオンズと日本ハムファイターズが
大きく影響を受けそうです。
特にファイターズのバーヘイゲン、ロドリゲスがいないのは
痛いでしょう。

要因2は、昨年のクライマックスシリーズはセ・リーグが中止
パ・リーグは短縮開催でした。
今年は両リーグとも開催されるようですね。

たとえリーグ戦でうまくいかなくても、3位までに入れば
一発勝負で「日本一」もあり得るので楽しみです。

9回打ち切りとオリンピックが最も影響を及ぼす

要因2は、コロナ禍ではありますが、どうやらオリンピック・
パラリンピックは開催されそうですね。

野球はオリンピック種目に返り咲きました。
その時点で最高のプロ野球選手がオリンピックに出場する
ことになります。

これが優勝争いに大きな影響を及ぼすと考えます。

オリンピックには、各球団の主力選手が参加します。
日本の名誉を背負って戦うわけですから、肉体的・精神的に
疲労することは避けられませんね。

全力プレーによるケガも心配です。

反対にオリンピックに出場しない選手にも影響が出そうです。

まるまる一か月間試合が中断するので、“試合勘”が崩れることを
心配します。

また、中断前絶好調だった選手が調子を落とし、反対に
ケガや疲労を抱えていた選手にはうれしい中断になるかも
しれません。

最後にメインテーマの④です。
延長が無くなると、ピッチャーの使い方が勝敗を大きく左右します。

たかが1イニングだけで?
と思うかもしれませんが、大きく戦略が変わってくるのです。

各球団の監督誰もがピッチャーの継投を重要視しています。
9イニングから逆算してピッチャーをつぎ込めることになりますね。
リリーフ陣が勝敗のカギを握るかもしれません。

延長がある場合、どうしてもピッチャーを残しておかなければ
なりません。

しかし9イニングだけと決まっていれば、力のあるピッチャーを
惜しげもなく投入できますね。

また、登板過多になりやすいリリーフ陣の負担が減ることになるので
年間を通して高いパフォーマンスを発揮出来そうです。

ピッチャーを上手に使うことが出来たチームが優勝に近づくと
言っても過言ではないでしょう。

9回で打ち切り、1か月間の中断。

今年のペナントレースは、単に実力のあるチームが優勝するとは
限りません。

選手、監督、コーチ、球団スタッフの対応力が求められるでしょう。

“下馬評”が高くないチームが優勝するかもしれませんよ。
面白くなりそうですね。

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