プロ野球初のオンラインドラフト会議開催か

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10月26日開催予定のNPB(日本プロ野球機構)ドラフト
会議は、オンライン方式での開催を検討しています。

秋の一大イベントとして定着しているドラフト会議ですが
今年は盛り上がるのでしょうか?

盛り上がることが目的ではないのですが…。

どの球団が誰を指名するか楽しみですよね。
また、下馬評と違うサプライズ指名も楽しみです。
無名の選手が選ばれた時の「おおーっ」と驚きの声を
何度聞いたことでしょう。

ドラフトの目玉は、指名が競合した場合の抽選でしょうね。
箱の中から封筒を選び出し、開封するまでのドキドキ感。
そして引き当てた球団関係者が満面の笑みを浮かべて
ガッツポーズをするドラマチックな光景がたまらないですね。

オンラインということは、会場には球団関係者が「蜜」に
ならないようにスタンバイし、抽選するのでしょうか?

テレビモニターはあるでしょうが、記者は最低限の参加に
なるのでしょう。

ズバリ!今年の有望株は

各球団ドラフト上位指名が有力視される“有望株”を挙げて
みましょう。

・佐藤輝明内野手(近畿大学)右投左打
 186cm92kgと大きな体格で、スラッガーとして期待されます。
遠投100m 6.0秒/50mと走攻守三拍子そろった逸材です。
 
・古川裕大捕手(上武大学)右投左打
 強肩強打の即戦力捕手として期待されます。

・伊藤大海投手(苫小牧駒澤大学)右投
 175cmと小柄ではありますが、MAX155kmの速球が
 武器です。先発・クローザーとして期待されます。

・栗林良吏投手(トヨタ自動車)右投
 MAX153kmの伸びのある速球が魅力の即戦力投手です。

・中森俊介投手(明石商業高校)右投
 MAX151kmの将来有望な投手です。

・山下舜平太投手(福岡大大濠高校)右投
 188cmの恵まれた体格からMAX153kmの速球が魅力。
 将来のエース候補となりうる逸材です。

・高橋宏斗投手(中京大中京高校)右投
 MAX150kmの力強い速球が魅力の将来有望な投手です。

彼らはドラフト1位候補となるでしょう

スカウト陣の腕の見せ所

今年はコロナ問題で、大学・社会人・高校ともに試合が
ほとんど行われていません。
試合どころか、練習も満足に出来ていないでしょう。

このような状況では、スカウトの方々も誰を獲得リストに
あげればいいのか難しいですよね。

また、昨年からの成長を見極めるのも難しいですですが
ここがスカウトの“腕の見せ所”ではないでしょうか。

ドラフト会議当日に“アッと驚く”指名があるかもしれませんね。

特に高校生の場合は、春夏の甲子園大会が中止となったので
じっくりと体づくりが出来た逸材が見つかるかもしれません。

過去のドラフトで話題になった選手

ドラフト会議は、過去に様々なドラマがありましたよね。

「空白の1日事件」

元祖“怪物”こと、江川卓氏ですね。

江川氏はどうしても巨人軍に入りたかったのですが、高校生
ドラフト、大学生ドラフト、浪人してのドラフトのいずれも
他の球団に指名されてしまいました。

江川氏は自身3度目のドラフト会議前日に、ドラフト制度の
欠陥である「空白の1日」を利用して巨人と契約したのです。

しかし、他球団の反発が起こり、契約が認められず阪神が
指名権を得ました。

江川氏は阪神への入団意思がなかったため、苦肉の策として
一旦阪神に入団し、その後当時巨人のエースであった小林氏と
電撃トレードを行いました。

世間の批判を浴びて大問題となりました。

「KKコンビ遺恨ドラフト」

KKとは清原和博氏と桑田真澄氏のPL学園同期の二人です。

二人とも超高校級の逸材で、清原氏は巨人、桑田氏は早稲田
大学進学を希望していました。

ところが、ドラフト会議で巨人は清原氏を指名せず、進学を
表明していた桑田を指名したのです。

清原氏は悔し涙を流し、桑田氏は大バッシングを浴びることに
なりました。

日本のドラフト制度の未来像

江川問題、桑田問題などが起こるたびに、ドラフト会議は
制度の改定を行ってきました。

一時は「逆指名」などという制度までできましたよね。

以前の問題となった原因は、“どこの球団に入るか”でした。
球団によって待遇や人気の差が大きく開いていたのが原因
であったのでしょう。

近年では、入団拒否する選手がほとんどいませんね。
すべての球団が努力した結果だと思います。

今後懸念されることは、メジャーリーグとの問題では
ないでしょうか。

ここ数年の日本人メジャーリーガーの活躍を考えると
アメリカの球団が日本人選手に触手を伸ばしてくるでしょう。

日本の選手もだんだんとメジャー志向になっていますね。

プロ野球人気を維持するために、絶えず時代に合った
ドラフト制度を考えていただきたいものです。

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