MLBで活躍する日本人のこれまでの成績を知っていますか?
今年も日本人メジャーリーガーが活躍していますね。
4月25日現在
ピッチャーでは
・ダルビッシュ有投手=2勝1敗 防御率2.27
・前田健太投手=1勝1敗 防御率6.11
・有原航平投手=2勝2敗 防御率4.03
・菊池雄星投手=0勝1敗 防御率5.70
・澤村拓一投手=1勝0敗 防御率1.80
野手では
・筒香嘉智選手=打率.170 本塁打0 打点5
・秋山翔吾選手=ケガで出場なし
2WAYプレイヤーでは
・大谷翔平選手=0勝0敗 防御率1.04
=打率.286 本塁打7 打点16 盗塁3
結果の出ている選手と厳しい状況の選手に分かれていますね。
日本人は各チームで重要な存在となっている
ダルビッシュ投手と前田投手はともに開幕投手を務めました。
開幕投手=チームのエースピッチャーです。
これだけでも凄いことですよね。
昨年の実績がすばらしかったので、信頼を勝ち取りました。
ダルビッシュ投手は、開幕戦こそ打たれましたが、その後は
“さすがダルビッシュ”という素晴らしい内容です。
前田投手も安定した活躍を続けています。
前回登板は火だるまになってしまいましたね。
これはコロナ感染者が出たため、まともに練習が出来なかった
ことが原因のようです。
有原投手は、メジャー1年目で頑張っていますが、良い時と
悪い時の差が大きいようです。
ボールスピードが速いわけではないので、先輩の黒田投手や
田中投手のようにコントロールと変化球の「キレ」を磨いて
欲しいです。
菊池投手は、1年目に比べ平均球速が5キロ以上あがっており
現地でも絶賛されています。
しかしなかなか勝てません。
元メジャーリーガーの斎藤隆氏は、「神経質なところがある。
もっと気持ちを前面に押し出して投げてほしい」と語っています。
澤村投手は、日に日に良くなっているようです。
ボールの違いに慣れたのか、コントロールが良くなりましたね。
筒香選手は厳しい状況ですね。
ポジションを争う選手がケガで休んでいるため、出場機会を
与えられています。
競争相手が復帰するまでに相当活躍しなければならないでしょう。
秋山選手は、キャンプ中に太もものケガが原因でまだ復帰できて
いません。
現在はマイナーリーグの試合に出られるようになり、5月
上旬の復帰が見込まれます。
最後に話題沸騰の大谷選手です。
打者として3割近い打率と、リーグトップタイのホームランを
打っています。
ピッチングは、指にできた「まめ」の影響で思い通りの
パフォーマンスが出来ていませんが、これからが楽しみです。
日本でデビューしてMLBへの逆輸入が増える?
野茂選手やイチロー選手など、日本人メジャーリーガーが
MLBの舞台で数々の「記録」と「記憶」を残してきました。
その影響か、近年では日本人選手にMLBのスカウトが
張り付いていますよね。
ここまでは皆さんによく知られていると思います。
今後は、メジャーリーガーになるために、日本のプロ野球を
ステップアップの場とする外国人が増えるでしょう。
元巨人のマイコラス投手は、MLB復帰1年目に最多勝を
獲りました。
元阪神のドリス投手も中継ぎとして活躍しています。
彼らの影響で若い“1軍半選手”は、日本で活躍しMLBの
スカウトの目に留まりたいと思う選手が増えるでしょう。
全米が驚いたのは、アトランタ・ブレーブスから1巡目指名を
受けたカーター・スチュワート投手ではないでしょうか。
彼は、将来有望な高校生でしたが、MLBと契約せず日本の
ソフトバンクと契約したのです。
日本で体を鍛え直し、技術を学び5年後のメジャーリーガーを
目指すと言っています。
今年は大谷選手がものすごいことをやりそうな気配!
今年の大谷選手、ワクワクしますね。
大谷選手はピッチャーか野手のどちらかに絞れば、相当な
記録を残す選手になれるでしょう。
でも、記録を追い求めるより、野球少年のように打って走って
投げたいのでしょう。
ロサンゼルス・エンゼルスのジヨー・マドン監督は型に
はまることを嫌う人です。
大谷選手については、常識破りの起用法を考えているようです。
渡米1年目は、「二刀流」と言ってもピッチャーの時は打席に
立たせませんでした。
そして登板日前後の日は休養日でした。
これに従っていた大谷選手は、内心もっと出場したかったと
思っていたのではないでしょうか。
しかし今年は、登板日の翌日はDHとして出場し、前日も
代打で打席に立ちました。
これだけではありません。
なんと、“2番ピッチャー大谷“という「リアル二刀流」を
やってしまったのです。
1回表に160㎞を投げて、1回裏にホームラン。
もうマンガの世界でしょ。
体力がいつまでもつかわかりませんが、出来る限りトライして
欲しいですね。
何よりも大谷選手がとびっきりの笑顔でプレーしているのが
観ていて楽しいです。
私は有料TVに加入し、毎日寝不足になりながらMLBを
視聴しています。
すべてが桁違いのMLBで、日本人が活躍する姿を観るのは
最高の贅沢だと思っているのですよ。