札幌ドームが破たんする時

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札幌ドームの経営が赤信号?

札幌市の名物スタジアム「札幌ドーム」の経営状況が厳しく
なっているようです。

昨年はコロナ禍により、売り上げが半減しました。

プロ野球の日本ハムファイターズ、Jリーグのコンサドーレ札幌
など、スポーツ部門の入場収入が大幅に落ち込みました。

コンサートなどの興業も落ち込みがひどかったようです。

その結果、経常収支が開業以来初の赤字転落となります。

札幌市は、自主事業を増やす一方で支出を減らす経営を
考えているようですが、今後の経営が心配されています。

市民からは、経営戦略に対する不満の声が多く出ています。

日本ハムファイターズをなぜ移転させてしまったのか


昨年はコロナ禍だったので減収は仕方ないことでしょう。

問題はプロ野球日本ハムファイターズが、2023年から本拠地を
札幌ドームから北広島ボールパークへ移転することです。

札幌ドームの年間売り上げの3割を占めていた日本ハム
ファイターズの収入が無くなることに懸念が広がっています。

なぜ日本ハムファイターズが出て行ってしまうのか?

第一に球場使用料が高いのです。

・球団が札幌ドームに支払う年間リース代は9億円です。
・グッズなどの売り上げに対しマージンを要求します。
・他のイベントがあると、片付け費用が球団に請求されます。

これらを合計すると、年間20数億円も支払うことになるのです。

日本ハム側は何度も値下げを要求しましたが、聞き入れられる
ことはありませんでした。

次にグラウンドの「芝」問題です。

サッカーでは天然芝が使用されるのに対し、野球では人工芝
となっているのです。

札幌ドームの人工芝は他の球場より硬いようで、選手からは
不評だったのです。

日本ハム移転先「北広島ボールパーク」はどんな球場?


「北広島ボールパーク」
写真・完成予想図など、使用できませんので、ホームページの
URLを貼っておきます。
https://www.hkdballpark.com/

札幌駅から電車で16分ですので、意外に利便性はいいですね。

球場は内・外野天然芝になります。
アメリカメジャーリーグの球場を彷彿させる素晴らしい
スタジアムになるでしょう。

「ボールパーク」という名のとおり、球場周辺には様々な
娯楽施設が出来上がります。

・リビングストリート
カフェやマーケットが立ち並び、サイクリングなども
楽しめます。

・森のマーケット
木々を生かした創りのオープンマーケットです。

・夏のグランピング
敷地内の湖でアクティビティを楽しめます。

・冬のグランピング
ガラスドームの中で食事や宿泊が出来ます。

まるでテーマパークのようですね。
北海道の新たな観光スポットになるでしょう。

柔軟な経営が求められる

札幌ドームは、札幌市と財界各社が出資する第三セクターです。

札幌市はコンサドーレ札幌に対し「札幌ドーム使用料金補てん補助金」
という名目で、年間3000万円を負担しています。

黒字である限り問題はないのですが、赤字になると札幌市民の
税金負担が増えます。

2004年から日本ハムが払い続けている20数億円の収入が
無くなるのは痛いはずです。

日本ハムは毎年のようにリース料の値下げを懇願していました。
しかし、札幌市はまったく譲歩する姿勢を見せませんでした。

日本ハムは“堪忍袋の緒が切れた”のかどうかはわかりませんが
2016年に本拠地を移すと発表しました。

しかも大都市札幌以外の市に移転するのです。

慌てた札幌市は折衝案を出しますが、「時すでにおそし」でした。

株式会社札幌ドームは第三セクターです。

時代の変化に対して積極的な改革がなされていたのか疑問です。
日本ハムに対して柔軟な対応をしていれば、移転されることが
なかったかもしれませんね。

札幌市民から札幌市とドームの運営会社を批判する声が数多く
あがっているのは事実です。

もっとも、札幌市には行政としての理念や計画があったので
一方的に責任があるとは言えません。

ただ、プロ野球が北海道に根付き、毎年多くの観客で盛り上がって
いたので、残念に思う県民が多かったことでしょう。

新球場は北海道の中心地に残ることと、ボールパークとして
多くの観光客を誘致できることが道民にとって救いとなるでしょう。

新しい観光名所になってほしいですね。

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