2021年オリンピック中止になると経済効果はどうなる?影響は?

コロナウイルス感染拡大で2020年の東京オリンピックは2021年の開催予定へと変更になりましたね。

ニュース速報で延期決定の情報が流れたこともあり大きな話題になりました。
しかし、2021年に延期されたオリンピックが開催できなければ中止する見通しになるというニュースが最近流れました。

もし中止になるとしたらオリンピック開催に伴う経済効果はどうなるのか。
どんな影響があるのか。

オリンピックの中止での経済効果は32兆円と言われています。
そして2020年の延期というだけでも6000億円以上と言われています。
影響を受ける業界としては飲食業界や旅行業界、小売業など多くの産業が影響を受けます。

そんな2021年オリンピック中止の場合の経済効果や影響について紹介します。

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過去にオリンピックの中止はあった?

ここで1つ疑問に思うのが、過去にオリンピックは中止になっているのかってことです。

実は過去にオリンピックが中止になったことは5回あります。
その5回とは夏季が1916年、1940年、1944年、冬季が1940年、1944年です。
そしてその理由は戦争です。

甲子園も戦争で中止になったことがあるのでなんとなく予想はつきますよね。

ただし、1944年に開催予定だったロンドンオリンピックは1948年に開催されているので延期ともとれますね。

このようにオリンピックの歴史を見ていくと戦争で中止になったものを除けば今まで中止になったことはありません。

いかにコロナウイルスが大変なウイルスだということがわかります。

オリンピックの経済効果とは?

オリンピックが無事2020年に開催されていたとしたら経済効果は30兆円を超えると言われていました。
オリンピックの1年延期となったので経済損失が約6408億円と言われています。

次に、中止となった場合です。
中止となった場合の経済損失は32兆円を超えると言われています。
直的効果でさえ5兆円を超えると言われています。
開催した場合の経済効果がすべて無くなってしまうので納得のいく数字ではありますが、大きすぎて想像がつきませんよね。
これだけの経済損失があるということは多くの人に影響ができますよね。
それについて次は見ていきます。

中止になった場合の影響は?

中止になった場合は多くの業界に影響が出ます。
飲食業、旅行業、観光業、スポーツ関連産業、テレビ局やスポンサー企業にも影響が出てきてしまうのです。

旅行業や観光業は特に影響が大きいと思われます。
今でさえコロナの影響で倒産している旅館もありますよね。
旅行業や観光業は3密をなくすためや都道府県をまたいだ外出を控えなければならないことから大きな影響が出ています。

それが中止になれば今年オリンピックが開催されることで見込んでいた収益が来年も見込めないとなると倒産や廃業に追い込まれる企業は多くなります。

また、オリンピックは世界からたくさんの観光客が来るのですでに外国の方は航空券、オリンピック競技を観戦しようとチケットを抑えている人もたくさんいます。

その収益がなくなってしまうので、航空会社や競技、競技会場に関係のある業界まで影響が出てしまいます。

競技会場に関係のある業界は警備会社やテレビ局、放送局などに影響し、さらにその影響がスポンサー企業にまで及びます。

そうするとオリンピックが中止というだけのことではなくすべての業界に影響が及ぶことが考えられます。

東京オリンピックが開催されるか、中止されるかは全世界に影響が及ぶと考えてもよいのかもしれません。

オリンピックが開催されるためにやるべきこと

オリンピックが中止されれば全世界に影響が及ぶかもしれない。
では、それを防ぐためにどうすればよいのか。

それはもちろんコロナウイルスの感染を防ぐことです。
マスクをすること、手洗いうがいをすること。

コロナが終息するまで、少なくとも感染が抑えられて感染する人が少なくなってもこれを常日頃からするが重要です。

今、注目されている経済を回しながらも感染拡大を防止するため、小さなことからコツコツやりましょう。

まとめ

オリンピックの延期でさえも6000億円以上の経済損失があり、中止されれば30兆円以上の経済損失になると言われています。

そんなことになっては数字の経済損失以上に経済は崩壊してしまいます。
2021年東京オリンピック・パラリンピックが開催されるためには、今感染が抑えられてきているコロナウイルスを完全に終息させましょう。

そのためにマスクをすること、手洗いうがいを徹底しましょう。
世界で流行しているんだから自分一人がやっても意味がないと思うこともあるでしょう。

しかし、まず日本で終息し、それが世界での終息や、観戦抑制につながるはずです。

私もできるだけ外出をしないで買い物やちょっとした散歩に抑えています。
まだまだつらい時期が続きますが、少しでも早くコロナが流行する前の生活に戻れるよう頑張りましょう。

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